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窓対策

警視庁のHPには空き巣の防犯対策が掲載されている。それによれば、集合住宅における空き巣被害のうち36%が「ガラス破り」。わたしの被害もここに含まれる。

で、どんな感じかというと↓(ガムテープは仮措置でつけたもの)
窓対策_f0044204_15354140.jpg

拡大すると
窓対策_f0044204_15351748.jpg


これを見ていただくとわかると思うが
◎割られるのは鍵の近く→鍵を開けるために窓を割る。
◎針金入りで安心していたら大間違い。針金入りは簡単に破られる。

このことから
どんな窓ガラスでも鍵の近くを補強すること。
万が一窓ガラスを割られても、ガラスをあけられないようにすること。

これらが必要になってくる。
窓ガラスの補強としては、防犯シート
こちらは原状回復が可能なので、賃貸の場合であっても大家もしくは管理人に交渉可能。不安であるようなら、はがすことができるタイプを選ぶことをお勧め。
# by barcradle_annex | 2006-01-23 15:36 | 対策

洟、号泣、緊急避難

金曜日は玄関に二重鍵をとりつける業者がくるということで早く家に帰りついた。
いつものようにポストをチェックすると、「空き巣に注意!先日1階の方のお部屋に窓を破って侵入するという荒っぽいい手口の空き巣事件がありました」っていう注意勧告のポスターがはいっていた。それをみた瞬間いやーな気分が充満。でも業者がくるからと慌てて部屋に戻り、対応して見積もりを出してもらって全部終了。

ソファにどさっと腰を下ろすと、イッキにもう涙が止まらなくなってしまった。
もう洟もでちゃって「きちゃない」状態だった。
なんであたしなの?
スケープゴートだったの?
悔しいっ。
それでワンワン泣いてた。
大型プレゼンが終わったり、家を見つけたり、防犯対策したり、保険の請求書類をそろえたりという「やらなきゃいけない」作業が一通り終わったのですね。
保険の作業をしているときは、ちゃんと特約つけておけばよかったとか。
玄関のときは、まともに防犯対策すればよかった。だの。
起きたことは偶然であっても、それに対する自分の無防備さが嫌で嫌で仕方がなくなってしまった。
そしてその場で最も連絡が取りやすい姉に電話してますます号泣。そんな感じだったので、その後は姉の家に緊急避難してました。

目の周りに紫斑が出ちゃうぐらいの号泣は小学生以来。でも姉の家に電話して開口一番「くやしい」という言葉がでたけれど、それが溜めてた思いだったんでしょうね。泣いて起きた翌日は前日ほどの気持ちの乱れはなく、ただ「いろんなことに疲れたな」と感じました。

その日は午後からセミナーだったのだけれどそれもやめ、日中はぐっすり眠りました。自分じゃ全然頑張ってるつもりはなかったけれど、頑張りすぎてたのね。
でも、まぁいいか。それでも疲れてたんだモン。許してあげようという気になってます。

だからこそ冷静に防犯について考えられるようになってるので、「防犯対策」についてしばらくおつきあいくださいませ。
# by barcradle_annex | 2006-01-22 22:01 | 経過報告

今でも思うこと

事件発生から一週間経った。
一週間前にはこんなことをメモランダム的に書き込んでいた。
現在の状況
○家から出るのが怖い。家に帰るのが怖い。
○体の微妙な震えが止まらない
○防犯について反省すべき点がいっぱい挙げられる。「思っていたのにやらなかった」とか「しらなかった」という発言をしている自分に気づき、無知は罪だという言葉を思い出す。
○無理やり気分を盛り上げようとするもスグ落ちる。
○一番許せないのは犯人だけど、その次にあたしだと思う。
○たまたまカーテンをしめっぱなしにしてしまった。
○盗まれてしまった金額も痛いが、買って来てくれた婚約指輪が「盗まれた」というのが一番いたい。もっとちゃんと扱うべきじゃなかったのか?あの指輪があったから命拾いした、と警官も周りの人もK氏も言ってくれることに納得しつつも、納得できない。
対策
○窓側の防犯UP(→会社に依頼)
○玄関には出るときにこよりを挟む→ずれていたら中に入らない
今は一週間前よりは恐怖心は和らいだし、落ち着いている。
それでも相変わらずに持っているのは「一番許せないのは犯人だけど、その次にあたしだと思う。」ということ、「無知は罪だ」ということ。

後悔先に立たず、とは分かっているからこそ腹立たしさが消えない。
復讐したい相手は顔も姿も形もわからない。そうすると自然と相手は自分になってくる。
自分のまぬけさとかが無知さがとってもやりきれない。もうこんな思いは二度としたくないということをまた繰り返していて、やりきれなさにげんなりしてる。

この復讐心を晴らすために散財したところで、なにもならないとも思ってる。それよりも力が欲しい。こんなこと、ふきとばせるやーいっていうタフさがほしい。そしていかにしてこの気持ちを晴らすか、昇華するか。どうやらそこにポイントが移っているようです。
# by barcradle_annex | 2006-01-20 14:57 | 被害にまつわる話

ぼろぼろでてくる被害者

空き巣に遭いました(涙)ということを自分の周囲に話すと、いやはや「私も」だの「オレも」だのいろいろでてくる。

社内では総勢90名の人が働いているが、うち2人が空き巣被害を受けている。
1人はピッキングにより侵入され、婚約指輪以外の貴金属一切合財を盗まれた。
もう1人は全然気がつかずに、気がついたときにはいろんなものがなくなっていたらしい。

ネットで検索しても私と同じように「婚約指輪を盗まれました」といういう人もいるし、「ブランドもののバッグを盗まれました」だけでなく、「ペットのチワワを盗まれました」という人もいる。
チワワ・・・それはもうもはや空き巣盗難というより、飼い主にとっては誘拐だよね。
# by barcradle_annex | 2006-01-20 11:32 | 被害にまつわる話

犯罪白書

平成17年版犯罪白書によれば、 財産犯による被害総額は,約3,258億5,000万円(前年比4.1%減)。
これはライブドアが時価総額を2日間で減らした額(3,000億円)にほぼ近い金額。どっちがすごいのかというのはかなり難しい。

一般般刑法犯の認知件数は256万3,037件で、うち窃盗が刑法犯の57.8%を占めている。計算上ではあるが約148万件の窃盗が一年間でおきていることになる。1日あたり4,054件だ。

多すぎだよ(涙)。

ちなみにわたしの被害者届番号は8番。1月13日までの祝休日を除くと、ちょうど8日目にあたる。ふつうの会社員みたいな仕事っぷりがしゃくにさわる。

もっとしゃくに障るのは、室内を荒らした跡だ。
洗濯物はランドリーボックスから出し、アクセサリーボックスをひっかきまわし、書類ボックスをめちゃくちゃにした。
しかも土足でだ。土足!人の家に上がるんだったら靴を脱げ!と思わず力を込めてキーボードを叩いてしまう。

警察官が帰った跡にトイレに入るとかすかにたばこのにおいが残っていた。わたしはたばこをすわないので、ほんのわずかなニオイでもかぎつけられるのだ。人の家で一仕事終わった後にすうなっとコチラに関しても腹立たしく思う。

自分で書いていてなんなのだが、「怒り」の感情がでてきた。やっと犯罪が起こる前の感覚をとりもどしつつある。
# by barcradle_annex | 2006-01-19 18:10 | 被害にまつわる話